非荷重(NWB)エクササイズ中の ACL再建グラフトへ加わる歪みと力の検討【論文から学ぶエビデンス】

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Musculoskeletal Monday by Romain Hayem, MSc:

(訳:Takumi Kobayashi)

acl_ex_gurafuto

 

ACL再建術後には4−9ヶ月のリハビリテーションが行われ、可動域や筋力、動的安定性を改善するにあたり、固定部の保護やグラフトの治癒/成熟に注意しながら膝へ荷重する必要がある。

 

大腿骨と脛骨の骨性固定部の連結には12週以上かかる可能性があり、最初の4週はグラフト強度が低下し、血管再生と成熟には数週間を要する。

 

大腿四頭筋とハムストリングスの活動バランスは、さまざまな膝の角度における脛骨の前後方向の偏位を誘発することでACL再建グラフトの歪みを変化させる。この論文では、非荷重(non-weight-bearing; NWB)エクササイズ中のACL再建グラフトへ加わる歪みと力を検討した。

 

NWBエクササイズ: - 座位での膝伸展:通常、ACLのピーク負荷は膝屈曲10-30度で生じ、遠位部へ外的抵抗を加えるとピーク負荷は増大する。ACLの負荷は深屈曲域では減少するため、50-100度の間の膝屈曲角度で近位部への抵抗によるエクササイズが推奨された。

 

- 座位での膝屈曲エクササイズはACLの負荷を生じさせなかったが、ハムストリングス採取部の治癒には6-8週かかるとされ、このエクササイズは治癒の促進を妨げるかもしれない。

 

From: Escamilla et al., J Orthop Sports Phys Ther 42 (2012) 208-220. All rights reserved to the Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy. Image taken from: arthrex.com.

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