米ニュース誌Newsweekとドイツの調査会社Statistaは7月8日、「日本の優れたリハビリテーション病院 2026」をオンラインで公表しました。全国1,253の病院・施設を評価し、入院リハビリテーションを提供する300施設を選出するランキングの第1版です。スコアの68%を同業者からの評判が占める評価設計のため、結果を読むうえでは仕組みの理解が欠かせません。
全国300施設と8地域別の順位を公表
ランキングの対象は、手術後や外傷、重い疾患の後に患者が入院し、医療管理のもとで体系的なリハビリテーションを受けられる医療機関です。全国順位に加えて、北海道・東北・関東・中部・関西・中国・四国・九州&沖縄の8地域別順位も公表されました。
全国の上位5施設は、1位から順に森之宮病院(大阪府)、浜松市リハビリテーション病院(静岡県)、藤田医科大学病院(愛知県)、熊本リハビリテーション病院(熊本県)、西広島リハビリテーション病院(広島県)です。300施設の一覧はNewsweekのランキングページで確認できます。

Newsweekは2019年から、Statistaと共同で世界の病院ランキング「World's Best Hospitals」を毎年発表してきました。両者が日本のリハビリテーション病院を対象とするランキングを公表するのは今回が初めてです。
スコアの68%は同業者からの「評判」 評価の仕組み
評価は3つの指標の加重合計で行われました。重み付けは、評判スコアが68%、品質・パフォーマンス指標が25%、患者満足度が7%です。
評判スコアは、2026年2月から3月に実施されたオンライン調査に基づきます。対象はリハビリテーション病院に勤務する医師・療法士・看護師などの医療専門職と管理職・運営担当者で、優れた施設の推薦を求めました。自身の勤務先への推薦は認められていません。評判スコアの内訳は推薦が80%、推薦した施設への品質評価(医療の質60%、フォローアップケアの質20%、サービス品質10%、入院施設と設備10%)が20%です。
品質・パフォーマンス指標のうち70%は、認定と団体所属の状況です。公益財団法人日本医療機能評価機構(JCQHC)の認定に加え、回復期リハビリテーション病棟協会や日本リハビリテーション医学会への所属状況が評価されました。残りの30%は、回復期リハビリテーション病棟協会の公開報告書に基づく運営パフォーマンスです。疾患調整済みパフォーマンス指数、患者1人1日当たりのリハビリテーション単位数、リハビリテーション料の区分(人員配置や設備水準などを反映)が用いられました。
患者満足度






