五十肩(凍結肩、癒着性関節包炎)の治療で、理学療法に関節内ステロイド注射を併用すると、理学療法だけの場合より肩の可動域と機能が短期的に大きく改善する。米国とレバノンの研究チームによるメタ分析でこうした結果が示された。痛みの強さには両群で差がみられなかった。整形外科系の国際誌に6月24日付で公開された。
研究チームは、関節内ステロイド注射と理学療法を併用した群と、理学療法のみの群を比べた5件のランダム化比較試験を統合した。対象は計198人。追跡期間は6〜24週だった。
肩の痛みと日常動作の障害度を測るSPADIは、併用群で改善の度合いが有意に大きかった(群間差17.52、p=0.006)。SPADIは数値が高いほど痛みや障害が強いことを示す。
関節可動域も、屈曲(前方への挙上)で群間差12.99度、外転(横への挙上)で群間差10.68度、外旋(外側へのひねり)で群間差10.35度と、いずれも併用群が上回った。
内旋(内側へのひねり)には差がなかった(p=0.46)。痛みの強さを示すVASスコアも、両群で有意差は認められなかった(p=0.41)。
研究チームは、理学療法への関節内ステロイド注射の追






