歩行が遅い高齢者、8週の外来リハで歩行速度が改善 米退役軍人RCT

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歩行が遅くなった中高年・高齢者向けの外来リハビリプログラムが、歩行速度を改善させたとする無作為化比較試験の結果を、米ハーバード大などの研究チームが報告した。8週・全10回の外来理学療法で、歩行速度や身体機能が高まった。論文は米リハビリ医学の専門誌の電子版に2025年12月13日付で載った。対象は歩行速度が遅い地域在住の退役軍人150人。

 

検証されたのは「Live Long Walk Strong(LLWS)」と名付けた8週間・全10回(1回1時間)の外来理学療法プログラムだ。歩行の衰えに結びつく機能障害を狙って組み立てられている。

 

対象は、歩行速度が低下した地域在住の中高年・高齢の退役軍人150人。プログラムを受ける群と、待機リストに入る対照群に振り分けて比べた。

 

主要評価項目の歩行速度は、LLWS群で8週後に平均で毎秒0.08メートル改善し、待機群との比較で有意な差が示された(P<0.05)。

 

身体機能を測るSPPB(立ち座り・バランス・歩行を短時間で評価する指標)と、移動の能力を自己申告で測るAM-PACでも、同群で有意な改善がみられた。

 

脚の筋パワーと、運動を続けられるという自己効力感は、対照群より大きく伸びたとされる。

 

体幹の筋持久力と歩行の協調性には明確な差が出なか

歩行が遅い高齢者、8週の外来リハで歩行速度が改善 米退役軍人RCT

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