棘上筋腱の部分断裂、PRP併用で断裂体積・機能とも改善 単施設RCT

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肩の棘上筋腱(きょくじょうきんけん)の関節側部分断裂に対し、理学療法に多血小板血漿(PRP)注射を加えると、画像上の断裂量と機能が理学療法単独より改善したとするRCTが、スポーツ整形の専門誌 KSSTA に発表されました。トルコの単施設で、63人を対象に検証したものです。PRPを併用した群で、断裂体積の減少と機能スコアの改善がいずれも有意に上回りました。理学療法単独にPRP注射を上乗せする効果を検証した、小規模ながら目を引く結果です。

 

対象は25〜65歳で、MR関節造影により関節側の部分棘上筋腱断裂と診断された63人。PRP併用群32人と理学療法単独群31人に、1対1で無作為に割り付けました。

 

併用群は、超音波ガイド下でPRPを2回注射し、理学療法を併せて行いました。対照群は、理学療法のみを受けています。

 

主要評価は、MR関節造影で測る断裂体積(断裂部の大きさ)の変化としました。併用群では、断裂体積の減少が対照群より有意に大きくなりました。

 

痛み(VAS)と肩機能の指標は、どちらの群でも改善しました。肩機能スコア(Constant-Murley Score。痛みや日常生活動作、可動域、筋力を評価)の改善は、群間比較で併用群が有意に上回っています(p<

棘上筋腱の部分断裂、PRP併用で断裂体積・機能とも改善 単施設RCT

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