厚生労働省は14日、「薬剤師のキャリアパスに関する懇談会」の初会合を開いた。臨床力と研究力を併せ持つ人材の育成、卒後臨床研修、専門・認定薬剤師の第三者機関による質保証の3つを軸に、キャリアパスの全体像を整理する。今年度中に4〜5回程度開催し、次回以降はテーマを絞って議論を進める。6年制薬学教育の開始からおよそ20年の節目。
事務局は、養成や専門性のあり方をアカデミア・職能団体中心に自由に議論してほしいとの趣旨から「検討会」ではなく「懇談会」にしたと説明した。地域医療への関与や医療DXは、進行中の別の検討会などに委ねる。
焦点の一つが卒後臨床研修の受け皿だ。日本病院薬剤師会の武田泰生会長が示した全国実態調査(558施設回答)によると、2027年度(令和9年度)の受け入れ可能人数は計663人。毎年約2,000人の卒業生が病院に就職する実態に対し、約3分の1の枠にとどまるとした。
同会は、中小病院などが複数施設で連携し、単独では実施しにくい研修項目を補い合う「病院間連携研修事業」を進めており、今年度は審査を経て計31グループを認定した。
薬剤師の意向調査(有効回答1万1,392件)では、到達目標や評価基準を






